How to choose light / 光の見方

M240 / Noctilux 50mm f1.0

Noctilux tells me how to choose light.
This lens is my teacher.

光と陰は常に表裏一体。
だから光を撮ることと影を撮ることは同じだと思っていた。
美しい陰のあるところには美しい光があり、
その逆もまたしかりと。

ところがノクチルックス(noctilux f1.0)というレンズを手にして以来、少し感覚が変わってきた。
これまでは被写体を探す時は光を探しているのか、陰を探しているのか、どっちつかずだった。
今は意識して光を探していることが圧倒的い多い。

光ならなんでも良いわけではなく、相変わらず好きなのは柔らかい光。
ただそういう光にもさらに種類があり、描写にもバリエーションがあるとノクチルックスが教えてくれる。
以前は肉眼で見て美しいと思っても、写すとがっかりということがよくあったのだが、
今は逆に撮ってみたら思いの外に美しい!ということが多い。
だから、ますます光を探す。
ノクチルックスは光の見方を教えてくれる先生だ。

この写真では奥のビルの壁に映る光を撮りたかった。
このレンズのおかげで自分の撮りたいものがはっきりしてきた。
半年先の自分の写真が楽しみだと今なら思える。

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