ノクチルックスf1.0

bicycle
bicycle

この自転車に乗ったら空を飛べそう…などと感じてしまうノクチルックス(noctilux f1.0)の描写。自転車が少し浮いているように見える。
モノクロでもある程度はノクチのマジックのような描写は楽しめそう。
ただやはり僕が撮っているというより、ノクチが勝手にやってくれている感じが少しある。

Bokeh by summicron 1st, summitar, noctilux f1.0

summicron 50mm 1st
summicron 50mm 1st
summitar 50mm
summitar 50mm

noctilux f1.0
noctilux f1.0
気づけばライカのオールドレンズを、しかも50mmばかり3種類も使っている。ただ誤解のないように先に書けば、現行品も素晴らしい。僕はsummilux 50mmを使っているけど、よく写るだけでなく、開放でも肝心のピントの部分の締まりが良いことは描写の個性になっているし、芸術性の高い写真もきっと撮れると思う。
それはそれとして、オールドレンズの写りも好きなのだ。憧れの写真家たちが使っていたかもしれないものと同じレンズで写真を撮れる楽しさもあるし、ちょっとレトロな味を出したい時にも重宝するし。

というわけでライカの同じ50mmを3本(初代ズミクロン沈胴、ズミタール、ノクチルックスf1.0)で撮った写真を並べてみた。撮った時期はそれぞれ2016年冬、2016年夏、2017年冬と違うし、場所も光の条件も違うので、比較というほどのものではない。でも僕のワンパターンな撮り方(手前のものにピント、後ろの人をぼかす)のおかげで、それぞれのボケ具合を比べられるかもしれない。どれも開放で撮っている。

現行品の輪郭をあまり残さない穏やかなボケに比べて、人の姿がカクカクしていて面白い。本当はもう少し上手にぼかせばこんな風にはならないのかもしれないけど。

bokeh

night street in Yokohama
night street in Yokohama

ノクチルックス(noctilux f1.0)との時間は、まだほとんどがボケ具合を確認するための写真に費やされる。ピントを合わせるのが難しいのはよく分かっているけど、ストリートフォトの場合、もともとそんなにピントをシビアには考えていないから。これくらい派手にぼかすと、やはりオールドレンズだなぁと感じる。最近はこういうぼかし方はしていなかったけど、一年前ほど前にオールドズミクロンを使っていた頃によくやっていたのを思い出す。これはこれで好きなボケ方だし、f1.0まで開けるのでISOは400までしか上げていないのも嬉しい。M240の場合、ISOはもっと上げて大丈夫とよく書かれているけど、個人的には800くらいまでが好きだし、使っても1250までだ。
同じ開放でも前回のカラー写真とはまるで違う印象。今の所はカラーの方がノクチのマジックが起きやすい気はしているが、モノクロが主体の僕としてはもっとモノクロで力を引き出せるようにならなくては。
間違いなく好きなレンズだけど、本当のくせや力はまだまだ分からない。

Old Lens

sunny day
sunny day
古いレンズがやってきた。何十年も前に作られたレンズだけど、どんな新品よりも欲しかったレンズだ。第一印象は個性がかなり強い。油断すると僕の写真でなくて、このレンズで撮った写真と認識されてしまいそう。難点はやはりオールドレンズだけに解像力は弱く感じられること。まだ1日しか歩いていないので、使い方の問題かもしれないけど。徐々にスウィートスポットを見つけていきたい。レンズのレビュー用の写真を撮るわけでなく、自分の写真が生きるようなこのレンズの使い方を見つけたい。