古い写真 / old photo

古い写真
古い写真

個展の写真選びのために、ずいぶんと古い写真もチェックしました。
そのほとんどは個展には使われないんだけど、どれも思い入れのある写真達ばかり。
日々、色々なことをどんどん忘れてしまうこの頃なのに、写真については1枚1枚撮った時の状況を思い出せます。なんとも不思議なことです。

この写真は2年前の春のもので、霧が出ているような雰囲気で撮りたくて、霧雨降るなか、恐る恐るカメラを取り出して撮影した時のものです。このカットの時はほぼ雨は上がっていましたが。春の雨で散ってしまった桜の花びらを印象的に撮れないものかと考えたことも覚えています。

写真に残るのは切り取られた一瞬だけど、その写真を見れば、その前後のことも思い出せるところが写真の魅力なのかもしれませんね。

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Bokeh by summicron 1st, summitar, noctilux f1.0

summicron 50mm 1st
summicron 50mm 1st
summitar 50mm
summitar 50mm

noctilux f1.0
noctilux f1.0
気づけばライカのオールドレンズを、しかも50mmばかり3種類も使っている。ただ誤解のないように先に書けば、現行品も素晴らしい。僕はsummilux 50mmを使っているけど、よく写るだけでなく、開放でも肝心のピントの部分の締まりが良いことは描写の個性になっているし、芸術性の高い写真もきっと撮れると思う。
それはそれとして、オールドレンズの写りも好きなのだ。憧れの写真家たちが使っていたかもしれないものと同じレンズで写真を撮れる楽しさもあるし、ちょっとレトロな味を出したい時にも重宝するし。

というわけでライカの同じ50mmを3本(初代ズミクロン沈胴、ズミタール、ノクチルックスf1.0)で撮った写真を並べてみた。撮った時期はそれぞれ2016年冬、2016年夏、2017年冬と違うし、場所も光の条件も違うので、比較というほどのものではない。でも僕のワンパターンな撮り方(手前のものにピント、後ろの人をぼかす)のおかげで、それぞれのボケ具合を比べられるかもしれない。どれも開放で撮っている。

現行品の輪郭をあまり残さない穏やかなボケに比べて、人の姿がカクカクしていて面白い。本当はもう少し上手にぼかせばこんな風にはならないのかもしれないけど。