京都にて

京都の朝
京都の朝

11月後半、朝の京都の街を歩いた。
東京を撮る時と何か変えるべきかとも考えたけど、いつもと同じように撮る。
それでも東京とはだいぶ違う写真になる。京都という土地が持つ力なのか。ヨーロッパを撮った後で感じた東京の風景に対する違和感のようなものが浮かぶ。
自分は写真で何を表現したいのだろうという自問自答に対する答えが少し見えた気がした。

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Mark de Paola トークショー

Mark de Polaさんサイン
Mark de Polaトークショー

ライカギャラリー東京で行われたマーク・デ・パオラ(Mark de Paola)さんの写真展「60 Seconds」及びトークショーにお邪魔した。
トークショーというよりはワークショップに近い内容で、彼の写真に対するアプローチの仕方が多く語られ、明日から僕の写真が変わってしまうほど刺激的だった。

アウトフォーカス部分、焦点の合っていない部分にこそ、エモーショナルな表現があるのではないか。というような話があったのだが、これはとても共感できる話だった。見てくれる人の視線をどこに誘導するのか、ということを考えた時にピントをどこに置くか迷うことが多いのだけど、ピントがきていない部分に表現したいものがあることが多い僕としては勇気付けられる話だった。
見ているものをただ撮るのでなく、いかに作品にしていくか…という真面目な話であると同時に、やはり自分の好きに撮るべきという話でもあり、良い話を聞けたトークショーだった。

ただ今日ほど、英語ができればと思ったことはなかった。
同時通訳の方は素晴らしかったけど、やはり彼の言葉をダイレクトに理解したかった。

トークショー後、勇気をだしてサインをいただいた。
お話に対する感謝や彼の写真をすぐに大好きになったことなど、伝えたいことが山ほどあるのに、緊張でほとんど話せず…
写真を楽しむにも、英語は必要だと思い知らされた。

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ズミルックス

月のはなれ
月のはなれ

最近になってやっとズミルックス(Summilux)の面白さが分かってきたように思う。
ノクチ(Noctilux)のような強烈な個性のあるボケは出ないにしても、どこかノクチにも似た雰囲気を感じる時があるのだ。
ノクチの開放付近で撮られた写真を見ると、時々、空間が微妙に歪められているように感じることがある。
多分これは僕個人の感想なのだけど。その歪みが、目に見えないはずの空気までもボケさせているような印象を受けて、すごく個性的な写真に見える、気がすることがある。
そん感覚に近いものを最近ズミルックスでも感じられることがある。
もっともこれは本当に僕個人の感覚なので、言葉の表現は実際の描写とは当てはまらないかもしれないけど。

この写真をPCのモニターで見たときも少しそんな感じを受けた。
ようやくレンズの個性を少しは感じられるようになってきたということか。
ズミルックスを使い始めて9ヶ月程。まだまだ奥があるレンズみたいだ。

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