最近になってやっとズミルックス(Summilux)の面白さが分かってきたように思う。
ノクチ(Noctilux)のような強烈な個性のあるボケは出ないにしても、どこかノクチにも似た雰囲気を感じる時があるのだ。
ノクチの開放付近で撮られた写真を見ると、時々、空間が微妙に歪められているように感じることがある。
多分これは僕個人の感想なのだけど。その歪みが、目に見えないはずの空気までもボケさせているような印象を受けて、すごく個性的な写真に見える、気がすることがある。
そん感覚に近いものを最近ズミルックスでも感じられることがある。
もっともこれは本当に僕個人の感覚なので、言葉の表現は実際の描写とは当てはまらないかもしれないけど。
この写真をPCのモニターで見たときも少しそんな感じを受けた。
ようやくレンズの個性を少しは感じられるようになってきたということか。
ズミルックスを使い始めて9ヶ月程。まだまだ奥があるレンズみたいだ。
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