Noctilux 50mm f1.0 E60 の作例

Noctilux 50mm f1.0 E60 の作例 Noctilux f1.0
ピントが薄く、ボケが印象的だとは聞いていたが、それがどういうことかというのは使ってみるまではよく分からなかった。もちろんノクティルックスで撮られた魅力的な写真を見ていたからこそ、このレンズに惹かれたのだけれど、実際にはズミルックスと比べるとさらにボケが大きいのだろうなぁくらいにしか分かっていなかった。僕が最初にこのレンズの効果を実感できたのは何枚かの自転車の写真を撮った時だ。上手く自転車にピントが合うと、まるで自転車が浮いているように見えた。光の入り方や、背景との距離、もちろんレンズから自転車までの距離など、色々と条件があったのだろうが、ビギナーズラックで何度かそれを感じられてから、しばらくの間、僕はこのレンズの虜になった。ちょうど2017年の個展の直前に入手したものだから、僕のノクティルックス熱のせいで、展示予定の写真が土壇場で大きく入れ替わったほどだ。DMに使ったメインのイメージもノクティルックスで撮ったものだったから、このレンズに出会っていなければ良くも悪くも展示の内容は随分と違っていたと思う。
その後、その重量と、自分自身の視力の衰えもあって、出番が減っているが、何らかの方法でピントが見やすくなれば、また、ノクティルックスをつけて歩き回りたい。
僕のノクティルックスは、第2世代の球面タイプだ。その中ではフィルター径が60mmの比較的生産本数が多いものだ。コレクターズアイテムのように値が跳ね上がってしまった初代ノクティルックに比べれば価格は抑えられている。
f1.1の7 artisans 50mmなど、f1.0近辺の大口径レンズがリーズナブルに手に入るようになったことを思えば、僕には分不相応に高価なレンズだと言われてしまうかもしれない。ただ僕自身の少ない経験で言えば、f1.1の7artisans 50mmとノクティルックスには、やはりそれなりの違いを感じた。7 artisansが決して悪いレンズだったといっているのではない。たまたま先に知っていたノクティルックスとの違いを感じたという話だ。
ところで僕が使っているカメラはM240でISOは200からで、シャッタースピードは最速で1/4000だ。ISOがより低いところから安定して使えて、シャッタースピードがより速いカメラを手にしたら、日中でもこのレンズの能力を発揮できる機会が増えると思う。
さて、もしも何らかの理由で自分の持っているレンズの中から1本しか残せないとなったら、僕は迷うことなくノクティルックスを残す。
Noctilux f1.0

こんな風に描きたかった

Noctilux f1.0

2018 Edinburgh 夏

Noctilux f1.0

憧れのモノクロームを追いかけて

Noctilux f1.0

雨に花

Noctilux f1.0

濡れた石畳

Noctilux f1.0

雨の散歩

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