M240 / Summilux-M 50mm ASPH

ガラス一枚でこちら側とあちら側。互いに見えていても別世界。でも開ければ、窓は2つの世界を繋ぐ場所。窓って不思議。

さて、Silver Efex Proを久しぶりに使ってます。Capture Oneでも十分モノクロにできるのですが、自分の中で仕上げたいイメージがはっきりしている時には、使い慣れたSilver Efex Proを使う方ことが多いです。特に古い感じにしたい時などには。
本当はCapture Oneを使うなら、全部それでやれるようにしてツールもすっきりシンプルにしたいのですが、実際はデータもツールも重たくなるばかり。なんだかなぁ。

©︎All rights reserved.

古〜い写真 2015

M240 / Summicron 50mm 1st 沈胴

訳あって写真の整理中。
とっくの昔に旅立ったSummicron 50mm 1stの写真を見ていたら、今更ながら描写が好きだなぁと少し後悔中。

M240を手にした2015年は、何でもかんでもマニュアル設定にして、ISOも一枚一枚選んでた頃。この写真はもうかなり暗い時間帯なのに何故かISO200で撮ったものだから、RAWデータはほぼ真っ暗。Camera Rawで露光量を+3ほども上げているからノイズがひどい。でも水面で丸ボケが重なるあたりの描写が好みなのだ。(ここにアップした小さな写真ではわからないですが)丸ボケの薄い黄色と水面に映った木々の緑と水の青が、水彩絵の具を重ねた時のように少し滲みながらもそれぞれの輪郭と色を残している感じが、絵本の挿絵画を思い出させる。
今は手元にないレンズなので、もう一度この感じを味わうことはできない。そう思うと余計にため息が出る。

僕が出会った頃は、3万円程度で買えるオールドライカの入門編みたいな感じすらあったSummicron 50mmの沈胴タイプ。今ではすっかり高価になった。ようやくレンズの実力に見合う価格になったということなのかもしれない。お持ちの方はどうぞ大切にされますように。
僕もまたいつか縁があれば、その描写を味わってみたい。

©︎All rights reserved.

逆光

M240 / Summilux-M 50mm ASPH

Summiluxは僕を甘やかしてくれる。Summarでこんな撮り方したら真っ白だろう。
季節が進んで、だいぶ光が優しくなってきたので、ちょっと逆光で遊びたくなった。Summicron 50mmの1stを初めて手にした頃、とにかく逆光ばかり追いかけていたことを思い出す。フレアやゴーストは出たけど、Summicronも案外逆光に強かった印象がある。もう手放してしまったから、確かめようがないけれど。

Summiluxは僕を甘やかし過ぎる。本当はもっと光にシビアでいたいのに。でも、なんだかとっても幸福な時間だった。

©︎All rights reserved.