「日常って、なんだろう?」——写真展のテーマを考えながら、自分にとっての“普通”について思いを巡らせる日々。家族との時間、朝の光景、ささやかな瞬間の積み重ね。写真とともに記した、その過程の記録です。

Nokton classic 35mm f1.4 SC
日常とは何か?辞書には書いてない「ふだん」のかたち
写真展のテーマを決めなくちゃなぁという中で、
このところ「日常」という言葉についてずっと考えています。
辞書で引くなら
「ふだん。特別なことではなく、いつもあるようなこと。」といったところらしい。
ふだんってなんだろう?普通ってことか?そもそも普通という言葉があやしい。
では僕はふだん何をしているかといえば、
寝て起きて、散歩して、写真撮って、ご飯食べて、仕事して、家族としゃべって…

Summar 50mm f2.0
家族といることは、特別な「ふだん」
僕にとってのふだんに家族といることが含まれるとして、それを特別なことではないと言えるのかなぁ?
なんて思ったら、ぐるぐる回り出して止まらなくなりました。
だって家族といられるのは当たり前ではないのです。
そのことはパンデミックで誰もが経験したはずです。
あの時、家族といられる時間は当たり前ではないと思い知らされました。
それはもっと特別な、とっても大切なことで、脆くて簡単に失われそうで、だからこそ愛おしくて…
そんなものだったはず。
もう、忘れ始めている人も多いけど。

Summar 50mm f2.0
でも、それなら家族との時間は日常じゃないのか?と聞かれれば、やっぱり日常だと思います。
日常ってなんだろうなぁ、というのが今回の展示のテーマ、かなぁ…
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