Noctilux tells me how to choose light.
This lens is my teacher.
光と陰は常に表裏一体。
だから光を撮ることと影を撮ることは同じだと思っていた。
美しい陰のあるところには美しい光があり、
その逆もまたしかりと。
ところがノクチルックス(noctilux f1.0)というレンズを手にして以来、少し感覚が変わってきた。
これまでは被写体を探す時は光を探しているのか、陰を探しているのか、どっちつかずだった。
今は意識して光を探していることが圧倒的い多い。
光ならなんでも良いわけではなく、相変わらず好きなのは柔らかい光。
ただそういう光にもさらに種類があり、描写にもバリエーションがあるとノクチルックスが教えてくれる。
以前は肉眼で見て美しいと思っても、写すとがっかりということがよくあったのだが、
今は逆に撮ってみたら思いの外に美しい!ということが多い。
だから、ますます光を探す。
ノクチルックスは光の見方を教えてくれる先生だ。
この写真では奥のビルの壁に映る光を撮りたかった。
このレンズのおかげで自分の撮りたいものがはっきりしてきた。
半年先の自分の写真が楽しみだと今なら思える。
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