距離計自分の目じゃなくて、カメラのせいだった。|ライカM240 距離計(レンジファインダー)のピント調整

M240 / Noctilux 50mm f1.0

M240を、里帰りに出しました。 センサーのクリーニングのついでに、「なんとなくピントも見ておいてくれませんか?」とお願いしたんです。そうしたら、なんと距離計(レンジファインダー)のほうが狂っていたそうで。 きっちり調整してもらって帰ってきました。(もちろん、お金はかかりましたけれど)

ここ最近、どうもレンジファインダーで撮った写真のピントが甘い気がして、「ついに僕の目も、レンジファインダーについていけなくなったのかなぁ」なんて、しょんぼりしていたんです。 自信がなくて、背面の電子ビューファインダー(EVF)に頼ったりして。
でも、EVFで撮ると、なんだか「自分の写真」じゃないような気がして、仕上がりを見てもしっくりこない。 「ああ、もうこのカメラともお別れの時期が近づいているのかな」なんて、勝手に寂しくなっていたのですが‥‥。

なんだ、カメラの調子が悪かっただけじゃないか!自分の目が悪くなったわけじゃなかった。 そのことがわかっただけで、なんだか急に視界が開けたような気分です。

調整を終えたM240を覗くと、二重像がピタリと重なる。 その気持ちよさといったら! まるで、新品のカメラを買ったときのようなときめきが戻ってきました。これでまた当分、いっしょに歩いていけそうです。

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