
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SIGMA DP3 Merrillで撮った上の写真と似た位置で撮ったLEICA Summilux-M 50mmの写真があったので並べてみました。撮影時の条件を揃えていませんので比較にはなりませんが、光の当たっている葉の部分の質感など、明らかな違いは感じとれます。
DP3で撮った葉は、金属を撮ったかのような印象を受けます。不自然とも言えますが、使い方を工夫して何か面白いことができないかという気分にもなれます。この写真の絞りは開放のf2.8です。
一方のSummiluxは絞りf4とデータに残っていました。こちらは開放のf1.4で撮っていたら、後方のベンチの形は分からない写真になっていたでしょう。むしろf4なのに、ベンチに対する描写が十分柔らかくて、さすがSummiluxというところです。
そもそもDP3のレンズが75mm相当なのに対し、Summiluxは50mm。画角の違いもあって、カメラからピント位置までの距離が違うので、ボケの比較も参考までの話ですが、それでもベンチの描写だけ見ると今回はSummiluxの方が好みかなぁ。逆に葉だけなら、DP3の硬質な感じはやはり特殊な感じでもっと試したくなります。Merrillはポケットサイズなので、両方持ち歩ければベストです。
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