諦めの朝
小鳥がさえずり始めたのが聞こえた時、眠るのをあきらめました。
布団から起きてスマホを見ると4時15分。これは寝不足で辛い1日になるなぁ。でも、このまま布団の上で眠れないまま焦っているのにも飽きました。もう3時間くらい、体操したり、Youtubeで眠れるってことになっている音楽を聴いてみたり、いろいろ手を尽くしていたましたから。幸い今日は休日。眠くなったら朝寝でも昼寝でもしてやろうと開き直りました。
朝の散歩へ

外に出ると、まだ太陽は顔を出していないけれど、空は少し明るくなり始めていました。こういう時間帯は影なくて、葉っぱにも割と満遍なく優しい光が届いていて、写真に撮るには良いですね。実際、昼間なら、通り過ぎるだけの木の葉がとても美しく見えてシャッターを切りました。夕方でも同じはずなんだけど、朝の方がなんとなく惹かれるのは何故だろう、いつも不思議に思います。
刻々と表情を変えていく空

太陽が昇る前のこれくらいの時間は実はとても好きな時間です。人通りも少ないし、レンズを開放で撮っても大丈夫だし、この季節限定で言えば、まだそれほど暑くないし。もう少しすると、空には赤みが加わって表情がどんどん変わっていくのも、見ていて楽しいですし。
水鏡の空

今日は風もなくて、静かな水面には空の表情がそのままに映っていました。こんな時間帯の水面をぼかして撮るのが好きなのです。
花たちの時間

このところの日中の太陽は強すぎて、花たちも干からびたように見えるものが多かったりしますが、この時間はしっとりとして見えました。花も人もそれぞれ心地よい気候があるのでしょう。

隅の方にこっそり咲く花も、いつもより濃く美しく見えました。
今日も暑い日が始まりました

青から赤に空の主役が変わり始め、人も動き出す頃、僕はそろそろ退散することにします。早くも気温が上がり始めて湿気も感じます。せめて良い風が吹けば良いのですが。今日も暑い1日になるのでしょう。コンビニで食パンと牛乳と玉子を買って、朝ごはんにしましょう。それが済んだら、今度こそ眠れるといいなぁ。
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