Tokyo twilight / Noctilux 50mm f1.0のボケで冬の空気に遊ぶ

昔から冬の光は好きです。空気が澄んでいて、夏の写真とは明らかに違う空気が写っているように感じられるから。よくライカのレンズは空気まで写すなんて言われるのは、そういうことなのかな?
下の写真は、そんな冬の空気感を撮るのが楽しくてシャッターを切ったものです。だから、何か特別なものは写ってないのですが、自分がなんでこういう写真を撮ったのかの備忘録の意味も込めて、載せておきます。

Tokyo twilight
M240 / Noctillux 50mm f1.0

上の写真は、遠くの街灯や建物の灯りのボケ方を試したくて、少しだけ絞って撮りました。作品にはならないけれど、ノクティのこういう街の灯りの描写が好きで、何枚も撮ってしまいます。ボケの描写が好きでレンズを選んでいるって、よく考えると不思議ですね。だって極端な話、ピントを合わせたいところが無いということなので。それって撮りたいものがないのに撮ってるみたいな感じでしょうか。結局はどこかにピントが合っている方が気持ち良いから、無理やりどこかにピントを合わせたりするんですけど。

Tokyo twilight
M240 / Noctilux 50mm f1.0

この写真は、電車が遠くなるにつれて、どんな風にボケるかなぁと試していたのだと思います。仕方なく手前のホームドアに一応はピントを置いています。こういう場合も、本当はどこにピントを置くべきなのか、よくわかりません。でも、やっぱり同じような写真をたくさん撮ってしまいます。

同じことをやっても、夏だと湿気の多い感じになって、冬だとどこか澄んだ空気を感じます。いっそどこにもピントを置かないというのも良いのかなぁ。空気だけを写すなんてことできるのかなぁ。

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