
家にいる時間が長いせいか、このところ、自分の部屋に入る光を眺めていることが多い。
季節によって、時間によって、部屋に届く光の角度も強さも硬さも違うように思う。
時には好みの光が届いていたりする。
そんな時は、なるべく部屋の明かりは点けずに、時間がすぎて行く感覚をゆっくりと咀嚼している。
時間は写真には写らないけれど、こんな時には時間を写せるような気持ちになる。
家に篭る日々によって、多くのものを失ったけれど
ほんの少しくらいは、得たものもあるのかもしれない。
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