なんとか間に合った。
8月になって一度もちゃんと街を歩いていなかったから、このまま一気に秋まで浦島太郎かと思った。
でも今日は勇気を奮って出かけてみた。
最寄りの駅まで歩くだけでもう汗だく。電車を降りてまた汗だく。
おまけに体のあちこちから軋む音が聞こえてきた。
運動不足効果、恐るべし。
それでも、撮ったまま放っておいたフィルムをなんとか現像に出して目的は果たせた。
途中、濃い緑色に午後の太陽の光が差しているのを見たら、なんとか夏に間に合ったと思った。
前に同じ場所で見た時は若葉らしい黄緑色が多かったことを思い出す。
ポカリスエットが体に染みる。500mlを一気飲み。
そんなことも久しぶり。それもまた、夏の証。
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