首元を流れる汗が不快で目を覚まし、布団に寝転がったままの姿勢で見上げると、朝の光に透かされたカーテンが壁にかけられた額に映り込んでいました。9月に入っても暑い日が続く中でも、そのぼやっとした光景はどこか美しく思えて、寝ぼけながらも起き上がりシャッターを切りました。
その時間帯はまだ太陽も寝ぼけているのか、光も弱々しくて、少しほっとしたのを憶えています。もう30分もすれば、街中を焼くように照らし始める太陽が、ほんのひと時だけ見せる別の顔のように感じました。
この写真を撮ったのはほんの2週間ほど前のことですが、今日は気温が低めでした。この先の天気予報を見ても30度を下回る日が続きそうです。ようやく待ちに待った秋が来たのでしょうか。
そんな訳もあって、ほぼひと月ぶりのブログ更新です。
秋が深まりますように。
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