紅葉した葉が一枚、静かに美しく枝を離れた。
実は現像するまでそんな瞬間には気づかなかったのだけど。何かの瞬間が映像に残っているというのはとても写真的だと思う。
ところで散り際の美しさというのは日本文化において非常に愛されるものだ。でも、本当に美しい散り際は、散る本人が最後まで諦めずに生きた場合のみに与えられるもので、ただ死を恐れないというのとは少し違うものだと思う。
本日最終回を放送した真田丸を一年間見てきて、そんなことを感じた。
本当に大好きな大河だった。もう一度、一話から見直したいくらいに。
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