


Thank you for giving me a nice smile!
I love portraits taken with a smile.
海外のポートレート作品では、笑顔の写真が少ない。
笑顔のポートレートは芸術性が低いと考えられている──そんな話を聞いたこともある。
確かに「作品」としての写真を意識するなら、カメラ目線よりも自然な仕草や表情を撮りたいと、僕自身よく思う。
それでも僕は、笑顔のポートレートを撮らせてもらうたびに幸せな気持ちになる。
そしてその気持ちは、撮る瞬間だけでなく、あとで写真を見返した時にも同じようによみがえってくる。
もし、そんな写真を見た人も同じように笑顔になってくれたなら──
それはきっと、「芸術性」という言葉にとらわれずとも、何かしらの価値を持つはずだと思う。
2025.07.15 追記
残念ながら、コロナ禍以降、すっかりストリートポートレートを撮らなくなってしまった。
人との距離が遠くなり、以前のように気軽に声をかけることができなくなっていたから。
でも、そろそろいいのかもしれない。
ファッションのことはよくわからないけれど、素敵な表情をしている人には気づける。
そんな誰かに出会えたら、少しだけ勇気を出して──
また、ポートレートのお願いをしてみようかな。
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