DP3 Merrillで撮影。ガラスの質感がfoveonらしい。

　DP3 Merrillで撮ってSPPで現像していると、ところどころ使えない機能がある。どうも同じSIGMAの製品でもカメラごとに使える機能が違うらしい。DP3 Merrillの画にはほとんど不満はないのだけれど、SPPの機能が後継機ほどには使えないところがもどかしい。今回は調色という機能で少し色を乗せているのだが、色を選んだ後にそれをどれくらいの割合で乗せるのかを決める設定が使えなかった。これはかなり残念。やはりQuattroの方が自由度が高いのかな。
　foveonセンサーのRAWデータはSPPでしか現像できないのだから、せめて後から加わった機能も使えるようにしてもらえたかった。このカメラはお借りしているものなので、いずれは自分で中古を探して購入したい気持ちが強くなっているけれど、SPPでの機能面の不利が多いとなると、ちょっと悩ましい。改めてQuattroを試すなり、新機種を待つなりするべきなのか。このままではfoveon機を全部試したくなってしまう。