
お借りしているNOKTON Vintage Line 75mmと半日たっぷり歩いてきました。
75mmで撮る時は、面白い形を見つけて背景は入れずに切り取る、みたいな今までと少し違う写真を撮りたいと思っていたのですが、そう簡単にはいきませんでした。今日のところは、少し遠めのシーンで、いつもの延長線上にある使い方をしながら、周囲のいらないものを省いて画面を整理する、という感覚で使っていました。ファインダーをのぞいて、50mmフレームの内側にある75mm用のフレームで、いらない部分を切り捨てるという感覚です。写真には残らない範囲まで見ながらシャッターを切るM型ならではの撮り方には違いないのですが、切り取る意識が50mmの時よりも強くなりました。また、僕のライカMには1.4倍のマグファイアが付けてあるので、50mmの内側にあると言っても、75mmのフレームも充分見やすいサイズで、慣れてしまえば50mmのフレームが気にならないくらい快適でした。
よく写るレンズだし、軽いし、使いやすくて自分でも持っていたら持ち出す機会が増えそうな印象です。お借りできる間に、もっといろんな場面を撮って、75mmの面白さを会得したいものです。あわよくば、写真展のラインナップに載せられる写真が撮れたら良いなぁ。
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