今日、美しいと感じた2つの風景。
木戸を抜けてきた光が、
かすかに壁に模様をつけていた。
空からの光が、向かいのビルの壁やガラスに反射して、
めぐりめぐって、ここまで届いた光。
雲が動き、太陽が傾けば、
その模様はすぐに消えてしまう。
直接は見えない大きなものの動きで、
照らされたり、照らされなかったりする世界。
自分も、こんな存在なのかもしれない。

夕暮れの帰り道。
なんてことのない風景。
誰にも振り向かれないまま立つ、錆びた柱。
足もとで、静かに咲く花。
そして、誰もいないのに灯っている小さな明かり。
照らされるものと、照らすもの。
そのどちらも、ただそこに在る。
愛おしい夕暮れの時間だった。

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