夕日を浴びて

M240 / Nokton classic 35mm f1.4

モノクロばかり撮っているので、カラー写真としてのレンズごとの色味の違いには無頓着でした。
今回試させていただいていたNokton classic 35mmがシングルコーティングということがあり、珍しくカラーが気になり始めて、少し気をつけてみると、レンズごとにまさに色々です。
モノクロの時には僕の中で無敵の位置にいたオールドノクチも、カラーの発色となると少々部が悪かったりします。
その点、Nokton classic 35mmはオールドレンズ風といっても現代のレンズなので安心していたのですが、RAWとJPEGでの色の差が大きく少し驚いたり、面白く感じたりしています。今の所は困ったというわけではなく、惚れた弱みなのか、そのギャップを楽しんでいます。今年の最初の投稿でアップしたチューリップも実際はもう少し淡い黄色なのですが、オレンジ色っぽい色に出ていました。この写真でもやはり、夕陽のオレンジというか赤が強めだったので、少し調整しています。

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ぐるぐる

M240 / Nokton classic 35mm f1.4

ボケは穏やかだと思いましたが、グルグルボケもちゃんと出ます。ちょっと嬉しい。
今の所、使用してみて感じる欠点はないなぁ。
このレンズはバージョンIIも出ているのですが、日頃オールドレンズばかり使っている身としては、安定して使いやすいです。

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35mmも色々

M240 / Nokton classic 35mm f1.4

これまで使った35mmというと、f2.8とf3.5のSUMMARON、ほぼ同じ画角のX2(実際は 35mm換算で36mm)がありますが、使う時の感覚はそれぞれ微妙に違いました。2本のSUMMARON同士で比べても、僕の中ではf2.8の方が少し線が細い印象で、そうではないf3.5の描写の方が不思議としっくりきました。X2はf2.8ですがSUMMARONとは違って逆光にも思いの外に強かったし、時々すごくシャープな写りをする印象がありました。

で、このレンズですが、やはり開放がf1.4というのが僕にとっては重要なポイントで、それを使った撮り方をできるということだけで、これまでのSUMMARONやX2とは別世界です。明るい50mmのレンズが僕にとってはホームグランドなのですが、このレンズを使っている時は、他の35mmに比べれば、いつもの50mmレンズで撮っている時と同じような感覚で撮影ができています。それが恐らくこのレンズを使っている時の心地よさの正体なのではないでしょうか。50mmほどボケないにしても、このレンズもボケを活かした撮影ができます。加えて、ノクトンクラシックのシリーズにはSC(シングルコーティング)とMC(マルチコーティング)があるのですが、お借りしたこの個体はSCで、よりオールドレンズ的な写りが期待できるのも大きいのかもしれません。同じNOKTON classicの40mmを持っているのですが、それはMCだったため、今回初めてSCを使ってみてフレアやゴーストが現れる楽しさもより多く味わえました。

SUMMILUXは高いから手が届かないということもありますが、このレンズは安いからというのではなく、レンズとしての写りや使った感触の良さで、とても惹かれるレンズです。

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